S環境の概要
0.ご挨拶
ブログへのアクセスありがとうございます。シンクロ連合の浜谷です。
私たちは、独自のオリジナルレギュレーション(S環境)を制定した遊戯王で遊ぶデュエル動画を、YouTubeへと投稿致しております。
この記事を公開することで、一人でもの多く視聴者さん・プレイヤーさんが、S環境を一緒に楽しんで頂くことができれば幸いです。
最後までのお付き合いを宜しくお願い致します。
1.S環境とは
S環境とは、私たちシンクロ連合が2011年代の遊戯王を最大限楽しめるよう制定した"オリジナルレギュレーション"です。
【2011】好きなデッキが必ず見つかる!? S環境解説動画【S環境】【遊戯王】 - YouTube
S環境のルールは以下の通りです。
その1.マスタールールについて
2011年代の遊戯王にて実際に用いられていた"マスタールール2"を採用することで、当時の"懐かしさ"といった"思い出要素"を楽しんで頂ける環境となっております。
そのため、"マスタールール3"から変更となった"先攻ドローの廃止"は適用されておらず、多くのデッキが当時のコンセプトを維持しています。
"マスタールール2"の詳細確認は、こちらからお願い致します。
https://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%DE%A5%B9%A5%BF%A1%BC%A5%EB%A1%BC%A5%EB%A3%B2
その2.使用可能なカードについて
S環境のカードプールは、"2011年3月末に存在するカード "です。
ブースターパックの範囲は2011年2月11日発売の「EXTREME VICTORY」までとなり、"特別ルール"として「E・HERO エスクリダオ」が使用可能です。
また、「EXTREME VICTORY」以降に登場した「シューティング・クェーサー・ドラゴン」等のカードは、"2011年3月末まで"に発売されているため、使用可能ということになります。
‐ S環境の隠し要素 ‐
S環境のカードプールは上記にある通り
"2011年3月末に存在するカード " です。
つまり、当時の"海外先行発売カード"が収録されていた
"EXTRA PACK Volume4"は使用可能なカードプールに含まれます。
当時のプレイヤーであれば誰もが一度は感じたであろう
「この時代に"海外先行発売カード"があったら、どんな環境になってるんだ?」
といったシンプルな疑問..。
S環境では、"懐かしさ"のみならず、実際には起こり得なかった"未知の世界"を、"新たな刺激"として体感することができます。
EXTRA PACK4のリスト確認は、こちらからお願い致します。
その3.テキスト修正・裁定変更について
S環境では、"テキスト修正(エラッタ)”が施されているカード効果や裁定変更は"反映させず"、"2011年3月を基準"としルールを適用致します。
過去の効果・裁定を基準とするのは、多くの方に遊んで頂く際の懸念材料ではあると思いますが、私たちを含めそれでも「"あの頃のワクワク"を求めているプレイヤーさんが多いのではないか。」という考えから決定致しました。
その4.エクシーズ召喚未実装
S環境では、エクシーズモンスターを"一律禁止"としているので、「シンクロ召喚までしか知らない!」という方にも、安心して遊んで頂けます。
また、「そもそもシンクロ召喚がわからない!」という方でも、逆を言えば"シンクロ召喚だけ"覚えてしまえば、この時代の遊戯王を存分に楽しむことができる環境となっております。
S環境には、エクシーズモンスターの"使用可能範囲がわかりにくい"といった問題も御座いませんので、是非この機会に遊んでみては如何でしょうか。
2.レギュレーションの変更点
S環境は、2011年3月1日適応のレギュレーションから、一部変更を加えております。
変更点は以下の通りです。
‐ S環境のココが面白い ‐
S環境は、8000しかないライフを"どうやって削り切るか"を競い合うゲームです。
"自分の展開を通しやすい"ことで、展開が頻繁に切り替わる"シーソーゲーム"を楽しむことができます。
S環境では、"罠を乗り越えられないからデッキにならない"と言った問題は起こらず、環境デッキ以外の"オリジナルデッキの活躍"が大いに期待できます。
"友達を「あっ!?」と驚かせたい"といった"あの頃のワクワク"を思い出せる遊戯王、それがS環境の醍醐味です。
また、シンクロモンスターの"代名詞"とも言える"ゴヨウ・ガーディアン"や、
一時代を築き上げてきた"BFデッキ"を使用することができます。
例え遊戯王で遊ぶのが数年ぶりだとしても、"一切問題ありません"。
S環境は、友達と一緒に思い出話を交えながら遊戯王を楽しむ事ができる"最高のコミュニケーションツール"だと思っています。
‐ リストまとめ ‐
禁止カード
制限解除(無制限)
3.カード紹介
S環境には、発動がゲームの"ターニングポイント"となるだけでなく、勝敗をも左右する"重要な位置付け"をされるカードが存在します。
それがこちら。
S環境"四大全体除去"と称されるこれらのカードは、1枚で"盤面に大きな影響"を与える可能性を秘めています。
S環境において"四大全体除去の存在"は,、お互いのプランを推測する複雑な"駆け引き"を誘発するカードであり、プレイヤーを夢中にさせる"やり込み要素"の1つとなっています。
・シンクロモンスター
破壊効果を無効にする フィールド上のカード全て破壊
手札・場・墓地から1枚ずつ除外 手札を1枚を捨てて1枚バウンス
・上級モンスター
効果無効✕4回 連続でフィールド上のカードを破壊
・下級モンスター
サーチ・特殊召喚封じ 魔法・罠カード1枚を破壊
・魔法カード
3枚の中から1枚を選ぶ モンスターを裏守備表示にする
・罠カード
モンスターの召喚を無効 召喚・魔法・罠のいずれかを無効
4.デッキレシピサンプル
S環境では本当に多くのデッキが活躍することができます。デッキ総数はシンクロ連合内だけでも"80種類"を有に超え、大台の"100種類"に迫る勢いです。
ここでは"これからS環境を遊んで頂けるプレイヤーさん"に向けて、デッキレシピのサンプルを幾つかご紹介致します。
・S環境スターターデッキ
ビートダウンの姿勢を基本とし、対応力をシンクロ召喚で補う"S環境の基礎"から構成されたシンプルなデッキ。
☆基本戦術
下級モンスターでのビートダウン、上級モンスターの展開、そしてシンクロ召喚と、"状況に応じた戦い方"が勝敗の鍵を握ります。
☆キーカード
ドローロック効果を持つシンクロモンスター
相手の隙を突いて積極的に"疑似エクストラターン"を狙っていきましょう。
S環境スターターデッキが登場する動画はこちらからどうぞ。
・旋風BF
この"時代を象徴する"と言っても過言ではないほど"根強い人気"を持つデッキ。
☆基本戦術
"カウンターの姿勢"を構えつつ、"瞬間最大風速"の展開を通すタイミング探っていきます。
☆キーカード
攻守の要となるカード
S環境では"置くタイミング"が重要となります。相手を欺くことでゲームを有利に進めましょう。
旋風BFが登場する動画はこちらからどうぞ。
・デブリジャンド
"多段シンクロ"を狙った"大量展開"を得意とする有名なシンクロデッキ。
☆基本戦術
ゲーム序盤は"墓地肥やし"を行い、中盤~終盤にかけてシンクロモンスターの"対応力"を活かしてゲーム展開の巻き返しを狙っていきます。
☆キーカード
好きな植物族モンスターに変身可能
"いつどのタイミング"で"何にアクセスするか"がポイント。その後の展開プランが大きく変わります。
デブリジャンドが登場する動画はこちらからどうぞ。
・六武衆
シンクロギミックを軸としながらも"高速ビートダウンが可能"といった、"他のデッキでは真似できない"圧力を放つデッキ。
☆基本戦術
"シエンの着地"を狙いつつ、防御札を用いて効率良く"早期決着"を目指します。最も"神の警告"の"本質"を活しやすい戦い方です。
☆キーカード
セットされた魔法・罠を1枚破壊
六武衆の課題である"後攻時"の展開に用いることで、安易な"マストカウンター"を撃たせないように戦いましょう。
六武衆が登場する動画はこちらからどうぞ。
・光デュアル
ヒーローギミックが成すビートダウン性能が非常に高く、"ライオウ"といったメタモンスターと組み合わせることで"受けの広い"罠ビートを可能としたデッキ。
☆基本戦術
"ライフアドバンテージ"を取ることで"相手の選択肢"を潰し、有利な状況下で罠ビートを仕掛けていきます。
☆キーカード
3ターン先のカードへアクセスできる
ゲームメイクを行う上で"撃てるタイミングで撃つ"のではなく、"明確な意図"を持って発動することが重要となるカードです。また、温存することで"ブラフ"兼"対応力のケア"といった役割を担います。
光デュアルが登場する動画はこちらからどうぞ。
・光アンデ
コンボ・シンクロ・ビートダウン、全てを搭載した"ハイブリッド"デッキ。
☆基本戦術
"茫漠の死者"の"4000打点ビートダウン"や、相手の墓地リソースを奪いながら擬似"死者蘇生"が可能な"生者の書"といった強力な行動を押し付けながら、相手に"有利相性"を取れるプランを選択していきます。
☆キーカード
超広範囲のリクルート効果を持つ
このカードを起点とし、"ゲームメイク"を行います。対戦相手との"デッキ相性"を理解することが、勝率アップに繋がるデッキです。
光アンデが登場する動画はこちらからどうぞ。
・葵コントロール
"上振れ展開"を狙わず相手の一手先を潰すことで、着実にゲームメイクしていく"コントロール"デッキです。
☆基本戦術
"リリース要員"である"黄泉ガエル"を確保し、"ガイウス"等の"帝モンスター"を展開していきます。
相手が狙ってくるであろう"1ターンのラグ"を"構築でどう補うか"が問われるデッキです。
☆キーカード
強引に情報アドバンテージを獲得する
相手と自分のプランを擦り合わせた上で、"コントロール展開"へと誘導していきます。"最強ハンデス"であることは事実ですが、決して"発動=勝利"ではないので、慎重にゲームを進める必要があります。
葵コントロールが登場する動画はこちらからどうぞ。
5.最後に
最後までお付き合い頂きありがとうございます。S環境についてご案内させて頂きましたが、如何だったでしょうか..?今回の記事をきっかけに、一緒にS環境を盛り上げて頂ける視聴者さんと出会うことができたら嬉しいです。
次回は動画でお会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました。
(浜谷)
‐ 追伸 ‐
私たちは2020年5月27日、You Tubeへの動画投稿を再開致しました。"旧時代の環境をオリジナルレギュレーションで遊ぶ"という、"究極にニッチな対戦動画"を題材とするにあたり、「興味を持って頂けないのではないか。」「受け入れて貰えないのではないか。」といった不安が大きかったことを鮮明に覚えています。
本日で投稿再開から一周年を迎えることとなりましたが、この一年間を振り返ると"本当に充実した期間"だったと感じております。また、それも全てはS環境・シンクロ連合をご支持頂ける視聴者さんの存在があってこそだと思います。
心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支持を宜しくお願い致します。
(シンクロ連合一同)